2026年9月10日
重曹・セスキで換気扇の油は落ちるか。効く条件と限界
条件がそろえば落ちます。ただし、落ちない汚れもあります。
理屈と、実際のコツを書きます。
なぜ効くのか
油は酸性の汚れです。重曹とセスキはアルカリ性なので、中和して分解します。
| 重曹 | セスキ炭酸ソーダ | |
|---|---|---|
| アルカリ度(pH) | 約8.2(弱い) | 約9.8(やや強い) |
| 水に溶けるか | 溶けにくい | よく溶ける |
| 研磨作用 | あり(こすり洗いに向く) | なし |
| 油汚れへの効果 | △ | ◯ |
油汚れにはセスキのほうが向いています。重曹は溶け残りが研磨剤として働くので、こすり洗いに使います。
効かせる3つの条件
1. 温度(いちばん大事)
40〜50℃のお湯を使ってください。冷たい水では、油はほとんど溶けません。
「重曹を使ったのに落ちなかった」という場合、水温が低かったことが原因であることが多いです。
2. 時間
つけ置き30分〜1時間。かけてすぐこすっても落ちません。薬剤が油を分解する時間が必要です。
3. 濃度
- 重曹… 水1Lに大さじ3〜4
- セスキ… 水1Lに小さじ1〜2(スプレーなら水500mlに小さじ1)
濃すぎても効果は上がりません。溶け残りが白く残るだけです。
落ちない汚れ
炭化した油には効きません。
油は時間が経つと酸化し、さらに熱で炭化して、樹脂のように固まります。この状態になると、アルカリで中和できません。
| 状態 | 見た目 | 重曹・セスキ |
|---|---|---|
| 新しい油 | べたつく | ◯ 中性洗剤でも落ちる |
| 酸化した油 | 茶色く粘る | ◯ つけ置きで落ちる |
| 炭化した油 | 黒く硬い | × 落ちない |
目安は3年。3年以上洗っていない換気扇は、炭化が始まっていることが多いです。
やってはいけないこと
- アルミ部品につける… 重曹・セスキで黒く変色します。フィルターがアルミ製なら要注意
- 塩素系と混ぜる… 有毒ガスが発生します
- 金属たわしでこする… 塗装が剥げて、そこから錆びます
- 素手で長時間触る… アルカリで手が荒れます。ゴム手袋を
どこまで自分でやるか
現実的な線引きはこうです。
| 自分で(月1回) | フィルター、整流板の手洗い |
|---|---|
| プロに(1〜2年に1回) | シロッコファンを外しての内部洗浄 |
いちばん汚れているのは、フィルターの奥にあるシロッコファンです。ここは家庭では外しにくく、外せても洗う場所に困ります。
フィルターをこまめに洗っていると、内部に回る油が減り、プロに頼む間隔を延ばせます。
プロが使う洗剤
業務用は、家庭用より強いアルカリ性の専用洗剤です。炭化しかけた油にも効きます。
ただし取り扱いに注意が必要で、素材によっては傷めます。だから素材を見極めて使い分けます。
PRICE
料金
シロッコファンを外してのつけ置き洗浄です。約2時間。
表示はすべて税込です。出張費・駐車場代・作業後の追加請求はありません。名古屋市内は出張費無料。作業当日に「思っていたのと違う」となった場合は、着手前にお伝えしてキャンセルいただけます。
「自分でやってみたけど落ちなかった」という状態でも、追加料金はいただきません。整流板を開けた写真を送っていただければ、落ちるかどうかを事前にお答えします。
重曹とセスキの違い
| 重曹 | セスキ炭酸ソーダ | |
|---|---|---|
| pH | 約8.2(弱アルカリ) | 約9.8(アルカリ) |
| 油への効き | △ 軽い汚れまで | ◯ 中程度まで |
| 水への溶けやすさ | 溶けにくい | よく溶ける |
| 研磨作用 | ある(傷に注意) | ない |
| 向いている作業 | こすり洗い | つけ置き・スプレー |
換気扇の油汚れには、セスキのほうが向いています。重曹は溶けにくいので、つけ置きに向きません。
効かせるコツ
- 40〜50℃のお湯に溶かす(水では効きません)
- 濃度はお湯500mlにセスキ小さじ1
- 30分以上つけ置く
- こするのは最後。スポンジで軽く
1の温度がすべてです。同じ洗剤でも、水と50℃のお湯では結果がまるで違います。
限界はどこか
セスキで落ちるのは、茶色く粘る段階までです。
黒く固まった油、炭化した汚れは、強アルカリ洗剤とスクレーパーの領域になります。家庭用の洗剤では表面で弾かれます。
よくあるご質問
アルミには使えますか?
使えません。アルカリはアルミを黒く変色させます。フィルターの素材を確認してください。ステンレスなら大丈夫です。
クエン酸と混ぜてもいい?
意味がありません。アルカリと酸で中和して、どちらの効果もなくなります。
プロは何を使っていますか?
業務用のアルカリ洗剤です。市販品より濃度が高く、素材ごとに使い分けます。だから落ちる範囲が違います。
洗剤を使うときの安全
- 必ずゴム手袋を。アルカリは手荒れの原因になります
- 換気しながら作業する
- 塩素系と酸性の洗剤を混ぜない(有毒ガスが出ます)
- 目に入らないよう、上向きにスプレーしない
- アルミ部分に強アルカリを使わない(黒く変色します)
とくに3つ目は事故につながります。「まぜるな危険」の表示は必ず確認してください。
セスキは扱いやすい部類ですが、それでも素手で長時間触ると手が荒れます。手袋はしてください。
できる範囲でやればいい
セスキで落ちるところまでを自分でやり、落ちなくなったら業者に頼む。これがいちばん無理のない付き合い方だと思います。全部を自分でやる必要も、全部を頼む必要もありません。
洗剤が手についてしまいました
すぐに流水で洗い流してください。アルカリはぬるつきが残りますが、しっかりすすげば問題ありません。次からは手袋を使ってください。
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レンジフードクリーニング の料金と作業内容はレンジフードクリーニング のページにまとめています。ご不明な点はお問い合わせからどうぞ。写真を送っていただければ、その場でお見積りをお伝えします。
写真を送るだけで、金額が分かります
気になる場所をスマホで撮って送っていただければ、その場でお見積りをお伝えします。見積りだけのご相談も歓迎です。しつこいご連絡はいたしません。
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料金
表示はすべて税込です。出張費・駐車場代・作業後の追加請求はありません。名古屋市内は出張費無料。作業当日に「思っていたのと違う」となった場合は、着手前にお伝えしてキャンセルいただけます。


